国際疾病分類/腫瘍学 第3版 (ICDO3)

疾病を分類するための国際疾病分類(ICD)の第2章新生物の分類は基本的に一種類のコード番号を詳細に局在を分類するのに対し、国際疾病分類/腫瘍学(ICD-O)は新生物を分類することを目的に定められました。ICD-Oでは、新生物を局在と性状(形態)で分類し、組織学的に分類できます。従って、疾病にもとづく罹患数および死亡数を調査ではICDによる分類が採用され、がん(新生物)だけを対象とするがんの診断やがん登録にはICD-Oが採用されています。


用語
がん(癌) 悪性腫瘍一般
癌腫 消化管や呼吸器粘膜・肝・腎などに発生する上皮性悪性腫瘍(←→肉腫)
用語の末尾で用いる場合は「癌」
腫瘍 生体内においてその個体自信に由来する細胞でありながら、その個体全対としての調和を破り、時には他から何らの制御を受けることなく、また次図からの規律に従い過剰の発育をとげる組織
肉腫 結合組織、脈管組織、骨・軟骨・筋・神経など中胚葉や神経芽胚葉に由来する非上皮性組織を発生部位とする悪性腫瘍(←→癌腫)
新生物 腫瘍と同義
細胞増殖によって正常細胞よりも早く成長する異常組織
   
局在 解剖学における身体の部位の記述
特に表面から明確に限定された領域に関する部位
形態 細胞および気管の微細な構造機能
   
同義語 局在・形態用語が示す総称に対する別名
同等語 コードの総称を細分類できる局在。またはコード総称の癌種とは別の型に相当する形態。

形態コード第5桁
/0 良性
/1 良性または悪性の別不詳
/2 上皮内癌
/3 悪性、原発部位
/6 悪性、転移部位
/9 悪性、原発部位または転移部位の別不詳

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