「詳細 日本のがん統計」小児がん版を世界に向け発信!
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日本の小児がん推定生存率推移
~アメリカと日本の比較~
1975~2010年
 
2000-2002年の間に地域がん登録に登録された症例の「5年生存率」と2008年年齢調整死亡率を2008年年齢調整罹患率で割った値、すなわち「死亡率対罹患率比」は高い相関関係を示します(相関係数 0.890、グラフ1表1 )。「2000-2002年症例5年生存率」に対する「1975年死亡率対罹患率比」の相関性は、「2008年死亡率対罹患率比」に対する相関性と比較して、およそ30%低下します(グラフ2 )。従って、「年齢調整死亡率/年齢調整罹患率 X 100 (%)」で得られる割合は、およそ5年生存率に相当すると考えられます。
「年齢調整死亡率/年齢調整罹患率 X 100 (%)」で算出した日本の小児がん(15歳未満)推定生存率は、1975年で46%、1990年では68.3%、2010年は81.4%と推定できます。小児白血病(15歳未満)の生存率は、1975年では23.1%、1990年では51.6%、2010年には81.6%と推定します。これらの推定値は、アメリカSEERプログラム(アメリカの地域がん登録)で報告されている小児がん(15歳未満)5年生存率、小児白血病(15歳未満)5年生存率推移と極めて類似します。
同じように算出し作成した成人がん推定生存曲線は、小児がん生存率曲線と異なります(参照:「見て・よく分かる 詳細 日本のがん統計」では、国際疾病分による各部位別・5歳年齢階級別・年齢区分(小児・生産年齢・65歳以上)別、性別の推定生存率を閲覧できます。)。
 
SEER統計によるアメリカと日本の小児がん生存率比較
1.小児がん 2.白血病 3.脳・中枢神経系
 
日本の小児がん推定生存率推移 (1975-2010年)
1.小児がん 2.白血病 3.脳・中枢神経系 4.まとめ
 
大阪府がん登録における小児がん生存率(1975-1994年)
1.診断群別割合 2.生存率 3.生存率比較 4.まとめ
出典:
味木和喜子, 津熊秀明, 大島明 (大阪府立成人病センター調査部)
小児がんの生存率
JACR Monograph No. 7
 
【日本の小児がん推定生存率算出、比較、論拠に使用した統計データ】

・全国がんセンター協議会加盟施設5年生存率(全国がん罹患モニタリング集計,独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター)
・人口動態統計(厚生労働省大臣官房統計情報部)
・患者調査統計(厚生労働省大臣官房統計情報部)
・人口推計(総務省統計局)
・the SEER Cancer Statistics Review 1975-2011, Childhood Cancer, 5-Year Relative Suvival by Site (http://seer.cancer.gov/csr/1975_2011/browse_csr.php?sectionSEL=28&pageSEL=sect_28_table.08.html)
 
 
 
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