集学的治療方法の発達に伴い、小児がん生存率は大幅に改善されています。1975年の5年生存率は59.9%でしたが、2004年で83.8%にまで伸びています。下の表の数値は、診断年をベースにした生存率(%)を表します。表横方向には診断年を、縦方向には診断年からの経過年数をそれぞれ表します。横方向1975-1979年と縦方向5年が交差する数値60.0は、1975-1979年に小児がんと診断された患者の5年生存率は60%であることを示します。
なお、表中の生存率は、アメリカ政府がん研究機関(National Cancer Institute) がパブリックに提供するがん統計(The Surveillance,
Epidemiology, and End Results SEER Program,
SEER
)中の全人種0歳から14歳までの小児がん登録データより集計されています。
表中の数値をクリックすると、診断年と生存率の推移を表すグラフが示されます。
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